中国南京生まれ、南京大学マスメディア学院卒業。
1998年に留学生として来日し、日本映画学校や日本大学大学院で映像製作を学ぶ。
2008年日本大学大学院にて芸術学博士号を取得。
これまでドキュメンタリー映画を中心に製作し、2003年よりドキュメンタリー、報道などテレビ番組の製作に多く携わる。「私の叙情的な時代」は初の劇映画作品。

受賞歴:
1998年 南京大学文学院文学創作賞
2003年 日本映画学校今村昌平賞
2004年 秋田十文字映画祭 新人監督賞
2005年 日本大学大学院湯川制賞

「私の叙情的な時代」は、拝金主義だが人情味もある中国人留学生、台湾の女子学生、韓国の男子学生、不法滞在の中国人夫婦、団塊世代の日本人など、東京に暮らすさまざまな国の人々を描いた群像劇です。

私は人生の分岐点とも言える大学卒業後の22歳の時に来日しました。日本文化の色濃く残る奈良県で日本語を学び、その後上京し、10年間の日本生活の中で、中国の戦争映画の登場人物とは違った、日本人の多様な人間性を見てきました。

日本人が中国に対して持つ印象もまた、貧富の格差、反日運動など、経済的、政治的側面からの情報が大半を占め、人間性や文化の多様性に対してはまだまだ情報が少ないように感じます。

文化背景の異なる人々が出会い、壁を乗り越えて成長し、どのような人生を切り開いていくのか、この作品を通して表現したつもりです。

グローバル化した現代において、「近くて遠い国」の人々の生活が実は緊密に繋がっているということを感じていただければ幸いです。